『再開』

おとといは退院前でしたが病院から外出許可をいただき、散歩へ出ました! 

皇居の北の丸公園で休憩したあと、近代美術館へ行ってみました。
ここの常設展では日本の明治、大正~昭和初期の絵画が見れますが、先月末からは写真の特別展をやってます。

この写真展でおもしろかったのは、世界各地の監視カメラを撮った写真を都市別に並べて見せているコーナー。
監視カメラが写真の一部に必ず入っているのですが、特に意識しなければ、とても綺麗な風景・都市スナップ写真です。

近年急激に増えた監視カメラ・・・ビルの入口から路上までいたるところにありますよね。監視カメラのある風景って昔だったらとても違和感のあるものだったと思うのですが、今ではごく自然に受け入れてしまえる自分が怖いです!
監視カメラって管理社会の象徴って感じだったんですが、すでにドップリと管理されてしまってるってことでしょうか!

プロの写真展に行ったのは初めてで、驚いたのはプリントのすごく綺麗なこと。
エプソンやキャノンのプリンターで印刷してるんだろうか?光の当たる角度によってキラキラ輝く微粒子で覆われている写真達。

監視カメラ以外にも手前のごく一部にピントを合わせて、画面全体がボォワ~とした風景写真がよかった。
ボケた部分の光の淡い色加減が絶妙なのを、ガラスにプリント(ガラスで挟み込んでるのかな?)したようなのも、素敵でした。

自分で撮った写真を大きく引き伸ばしてみたいなぁ・・・でもそんなデッカイの飾る場所がありませんね・・・

東京国立近代美術館 ~写真の現在3 臨界をめぐる6つの試論~』